こんにちは。
副業会議室 主宰の佐天です。
Instagramで、
「スマホ1台で収益化」
「合計300万フォロワーを持つ運用ノウハウ」
と紹介されている、SNSスクールという副業があります。
LINEに登録すると、Instagram収益化のロードマップや、投稿に使えるデザインテンプレートを受け取れると案内されています。
ただ、料金や運営会社を調べると、登録前に確認しておかなければならない重要な事実が見つかりました。
2026年6月、SNSスクールを運営する株式会社Unityの代表者や従業員ら41人が、SNSを利用した副業勧誘に関する詐欺容疑で逮捕されたと報じられています。
さらに同年7月には、代表者を含む13人が別の詐欺容疑で再逮捕されました。
逮捕は捜査の段階であり、有罪が確定したという意味ではありません。
一方で、これから数十万円を支払うか判断するうえで、報道された内容を無視することもできません。
この記事では、公式LP、特定商取引法に基づく表記、法人情報、報道内容を確認し、次の疑問を整理します。
- SNSスクールの副業は怪しいのか
- LINEに登録すると何が起こるのか
- 料金はいくらかかるのか
- 株式会社Unityはどのような会社か
- 逮捕・再逮捕では何が報じられたのか
- すでに支払った場合はどうすればいいのか
佐天申し込み前の方も、すでにLINEへ登録した方も、まずは確認できた事実から見ていきましょう。
SNSスクールの副業は怪しい?結論
SNSスクールの副業は、運営会社代表らの逮捕・再逮捕報道、最大55万円の料金、成果を保証しない契約条件を踏まえると、現時点では申し込みをおすすめできません。
これが、今回の調査結果から出した結論です。
SNS運用やInstagram集客を学ぶこと自体が、怪しいわけではありません。
実際に、企業の集客や商品の販売、仕事の受注にSNSを活用する方法はあります。
問題は、誰から、どのような条件で、いくら支払って学ぶのかです。
| 確認項目 | 調査結果 |
|---|---|
| サービス名 | SNSスクール |
| 運営会社 | 株式会社Unity |
| 代表者 | 松村真吾氏 |
| 主な内容 | Instagram運用、投稿制作、集客、収益化、AI活用 |
| 料金 | 5万円~55万円 |
| 成果保証 | 特定の成果や収益を保証しない |
| 逮捕報道 | 2026年6月に代表者ら41人が逮捕 |
| 再逮捕報道 | 2026年7月に代表者ら13人が再逮捕 |
| 私の判断 | 現時点では申し込みをおすすめしない |
特に重要なのは、単に代表者が逮捕されたという点だけではありません。
報道された勧誘方法と、SNSスクールの広告で使われている訴求に、重なる部分が確認できることです。
「フォロワーが多いから信用できる」
「長く運用されているアカウントだから本人に違いない」
「成功者が紹介しているから自分も稼げる」
このような理由だけで判断するのは危険です。
逮捕=有罪確定ではありません。
この記事では、報道された容疑、公式ページに記載された内容、当サイトの判断を混同せずに分けてお伝えします。
SNSスクールとは?副業の仕組みを確認
SNSスクールとは、Instagramのアカウント運用、投稿制作、フォロワー獲得、アフィリエイトなどによる収益化を学ぶオンライン講座です。
公式LPでは、SNS運用に必要なことを、ゼロから収益化までまとめて学べると紹介されています。


確認できた主な学習内容は、次のとおりです。
- プロフィールから投稿までのアカウント設計
- 構成、撮影、編集を含む投稿の作り方
- 集客とフォロワー獲得
- アフィリエイトやPR案件による収益化
- 自社商品販売などの収益化方法
- ジャンル選定AIアプリ
- 投稿用テンプレート
- AIプロンプト集
- 24時間利用できるAIサポート
- 専任スタッフによる対応
- 1対1のコーチング
投稿の作り方だけでなく、アカウント設計から収益化までをまとめて学べる点が、SNSスクールの特徴として訴求されています。


「スマホ1台で収益化」と広告で訴求
公式LPの冒頭には、次の言葉が大きく掲載されています。


パソコンや専門的な機材を持っていない方でも、取り組めるように見える広告です。


ただし、SNSで収益を得るには、実際には次の作業が必要です。
- 発信するジャンルの調査
- 競合アカウントの分析
- 投稿の企画と制作
- 継続的な投稿
- アクセスや反応の分析
- 商品やサービスの選定
- 広告表示や景品表示法への配慮
- 案件を受けるための営業や交渉
スマートフォンで作業できることと、スマートフォンを持っているだけで収益が発生することは、まったく別です。
「スマホ1台」という言葉だけで、作業量や難易度まで簡単だと判断しないでください。
「合計300万フォロワー」の根拠は確認できる?
公式LPには「合計300万フォロワー」と書かれています。
しかし、今回確認したLP内では、300万人の集計対象となったアカウントの一覧までは掲載されていませんでした。
そのため、次の点は判断できません。
- 何個のアカウントを合計した数字なのか
- 現在も運営側が管理しているアカウントなのか
- フォロワーを増やした期間はどれくらいか
- 広告出稿やアカウント取得を含む数字なのか
- スクール受講生の成果を含む数字なのか
フォロワー数が多いことと、受講者が同じように再現できることも別です。
数字を判断材料にする場合は、集計方法や対象アカウントまで確認する必要があります。
公式LPに掲載された受講生実績
公式LPでは、受講生の実績として次の事例が紹介されています。
- 30代会社員が1か月半で1万フォロワーを達成
- 40代の受講生が半年で月収10万円を達成
- 子育て中の人が隙間時間で月10万円を達成
事実であれば、魅力的に見える成果です。
ただ、LPに掲載された成功事例だけでは、受講者全体の成果までは分かりません。



受講者全体のうち何人が収益化できて、回収までにどれだけかかったのかの事実を知りたいですね。
SNSスクールのLINEに登録するとどうなる?
SNSスクールのLINEへ登録すると、特典をすぐ受け取って終わるのではなく、説明会への参加を含む案内が始まる構成になっています。
公式LPでは、LINE登録者へ次の特典を配布すると案内しています。


- Instagram収益化までのロードマップPDF
- 投稿やプロフィールに使えるデザインテンプレート
一方、LPの下部に掲載された「特典の受け取り方」は、次の流れです。


つまり、LINEへ登録する目的は特典の配布だけではなく、説明会やスクール案内へつなげることも含まれています。
LINE登録そのものが有料契約になるわけではありません。
ただし、登録後に説明会を予約した場合は、料金やコースを案内される可能性があると考えておいた方がよいでしょう。
説明会で確認するべき7項目
説明会へ参加する場合は、雰囲気や成功事例だけで判断せず、次の内容を確認してください。
- 最終的な支払総額
- 選択するプラン名
- サポート期間
- 面談や添削を受けられる回数
- 質問への回答期限
- 別途必要になる費用
- 解約・返金・中途退会の条件
口頭で「いつでも相談できる」「徹底的に支える」と説明されても、契約書に具体的な回数や期間がなければ、認識の違いが起こります。
回答はできるだけ書面やメッセージで残してもらいましょう。
説明会へ参加しても、その場で契約する必要はありません。
「今日だけ」「今決めれば安くなる」と急かされても、一度持ち帰ってください。
SNSスクールの副業の料金はいくら?
SNSスクールの料金は、教材提供のみが5万円、サポート付きプランは25万円~55万円です。
2026年7月24日に確認した特定商取引法に基づく表記では、次の4プランが掲載されています。


| プラン | 料金(税込) |
|---|---|
| 教材提供のみ | 50,000円 |
| ビギナープラン | 250,000円 |
| スタンダードプラン | 400,000円 |
| エキスパートプラン | 550,000円 |
支払い方法は、銀行振込またはクレジットカードです。
「5万円から」は教材提供のみ
公式ページでは「税込5万円から」という表示が確認できます。
ただし、5万円は教材提供のみの料金です。
個別サポートを含むプランの最低料金は25万円で、上位プランは55万円です。
広告の最低価格だけを見て「5万円で全部学べる」と判断しないでください。
自分が受けたいサポートを含めると、最終的にいくらになるのかを確認する必要があります。
受講料以外にかかる可能性がある費用
特定商取引法に基づく表記には、受講料以外に次の費用が発生する場合があると記載されています。
- 消費税
- スマートフォンやパソコンの購入・維持費
- インターネット接続料金
- 通信料金
- 撮影機材
- 画像編集アプリ
- SNS利用にかかる通信費
- 銀行振込手数料
- クレジットカード会社所定の分割手数料
さらに、実際にSNSで集客する段階では、広告費、撮影小物、外注費などが必要になる可能性もあります。
契約前には、受講料だけでなく、受講から収益化までに必要な総費用を計算してください。
55万円を回収するにはどれくらい必要?
仮にSNS運用で毎月5万円の利益を得られたとしても、55万円の受講料を回収するだけで11か月かかります。
毎月3万円であれば、回収まで約19か月です。
しかも、これは通信費、広告費、税金、作業時間などを考慮していない単純計算です。
「月10万円を目指せる」という話だけでなく、受講料を回収できる確率と期間まで考える必要があります。
料金が高いだけでは詐欺と判断できない
25万円や55万円という金額だけで、詐欺だと決めつけることはできません。
専門家の個別指導や長期間の添削が含まれれば、高額になるスクールもあります。
判断すべきなのは、料金と提供内容が釣り合っているかです。


- 誰が指導するのか
- 指導者にはどのような実績があるのか
- 面談や添削を何回受けられるのか
- 受講生全体の成果はどの程度か
- 途中で合わなかった場合に解約できるのか
これらが明確でないまま、数十万円を前払いするのはおすすめできません。
SNSスクールの口コミ・評判を調査
SNSスクールの口コミは、公式LPに成功事例が掲載されている一方、第三者が契約内容や継続的な利益まで確認できる口コミは限られています。
公式ページには良い実績が掲載されている
公式LPには、フォロワー増加や月収10万円を達成したとする受講生事例が掲載されています。


また、LINE登録後に案内されるコミュニティやオープンチャットでは、受講生の成果報告が共有される場合があります。
成果報告を見る際は、次の点に注意してください。
- 投稿者が実在する受講生か
- 単発の売上ではなく継続的な利益か
- 広告費や経費を差し引いた金額か
- 受講料を回収できているか
- 同じ成果を得られなかった人が何人いるか
成功した人の投稿だけが並んでいる場合、参加者全体の実態は分かりません。
客観的に「継続して稼げた」と確認できる口コミは限定的
今回確認した範囲では、契約書、受講期間、支払額、収益、経費まで公開したうえで、SNSスクールによって継続的に利益を得られたと確認できる第三者の口コミは限定的でした。
これは、必ず稼げないことを意味するものではありません。
一方で、数十万円を支払う判断材料としては、公式ページの成功事例だけでは不足しています。
口コミで見るべきなのは、感想より具体性です。
契約したプラン、支払総額、サポート内容、受講期間、利益、解約対応まで書かれているかを確認してください。
匿名の口コミも事実と決めつけない
インターネット上には、「稼げない」「返金されない」「サポートが足りない」といった投稿が掲載されることがあります。
ただし、匿名投稿は契約者本人によるものか確認できない場合があります。
良い口コミも悪い口コミも、1件だけで結論を出さないでください。
公式情報、契約書、報道、複数の第三者情報を突き合わせて判断することが大切です。
SNSスクールの運営会社・株式会社Unityを調査
SNSスクールの運営会社は、法人番号5120003018709で登記されている株式会社Unityです。
特定商取引法に基づく表記には、次の会社情報が掲載されています。


| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 販売事業者 | 株式会社Unity |
| 代表者 | 松村真吾 |
| 法人番号 | 5120003018709 |
| 所在地 | 大阪府大阪市北区梅田1丁目2番2号 大阪駅前第2ビル12-12 |
| 電話番号 | 06-6318-9007 |
| メール | info@snsschoolbz.com |
| サービス名 | SNSスクール |
法人番号と現在の所在地は、経済産業省が提供するGビズインフォでも確認できます。


以前の会社名は合同会社Second Innovation
法人情報の変更履歴では、株式会社Unityは、以前「合同会社Second Innovation」という名称で登記されていた法人です。
2025年9月4日に、合同会社Second Innovationから株式会社Unityへ商号を変更した記録が確認できます。
会社名を変更すること自体は、違法でも珍しいことでもありません。
ただし、旧社名で提供されていたサービスや口コミがある場合は、現在の会社名だけでなく、過去の名称も含めて確認する必要があります。
会社が実在することと安全性は別
株式会社Unityは、法人番号が付与された実在法人です。
しかし、法人登記があることは、サービスの内容、収益性、返金対応まで国が保証していることを意味しません。
「法人番号があるから安全」「会社名が確認できたから稼げる」とは判断できません。
登記情報は、契約前に確認すべき最低限の情報です。
株式会社Unityの代表ら41人が逮捕されたと報道
2026年6月10日、大阪府警は株式会社Unityの代表者や従業員ら男女41人を、SNSを利用した副業勧誘に関する詐欺容疑で逮捕したと発表しました。


報道では、複数のインフルエンサーになりすまし、SNSスクールを受講したことで収入が増えたなどと投稿していた疑いが持たれています。
大阪府内の女性3人から、受講料名目で計約88万円をだまし取った疑いで逮捕されたと報じられました。
大阪府警は、2025年だけで全国約2,300人から、総額約6億5,000万円を集めた可能性があるとみて調べていると報じられています。
参考:毎日新聞「フォロワー多いアカ購入→インフルエンサー装って6.5億円詐取か」
約2,300人、約6億5,000万円という数字は、裁判で確定した被害額ではありません。
大阪府警が事件の全体像を捜査している段階で報じられた数字です。
フォロワーの多いアカウントを購入した疑い
報道で特に注意したいのが、勧誘に使われたSNSアカウントです。
容疑者らは、料理や美容などを発信していたフォロワーの多いアカウントを仲介業者から取得し、以前のインフルエンサーになりすましていた疑いが持たれています。
見た目だけでは、アカウントの運営者が途中で変わったことに気づけない場合があります。
- 長期間投稿されている
- 家族や生活の写真が掲載されている
- 数万人のフォロワーがいる
- 以前からフォローしていた
- 投稿に多くの「いいね」が付いている
このような条件がそろっていても、現在の運営者が本人とは限りません。
フォロワー数は、契約相手の身元を証明するものではないと覚えておいてください。
2026年7月には代表ら13人が再逮捕
2026年7月1日、大阪府警は株式会社Unityの代表者ら13人を、別の詐欺容疑で再逮捕したと報じられました。


報道によると、離乳食レシピなどを投稿していたアカウントを取得し、インフルエンサーになりすましていた疑いが持たれています。
アカウントでは、
「スタートして2か月で10万円収益達成」
などと発信し、情報商材を販売していたと報じられました。
再逮捕の対象となった事件では、3つのアカウントに合計約50万人のフォロワーがいたとされています。
フォロワーが多いアカウントから届いた副業案内でも、信用できるとは限りません。
運営者が変わっていないか、会社名や契約先が事前に開示されているかを確認してください。
逮捕・再逮捕と有罪判決は違う
逮捕や再逮捕は、警察が容疑者の身柄を確保して捜査している段階です。
裁判で有罪判決が確定したという意味ではありません。
そのため、この記事では株式会社Unityや関係者が詐欺を行ったと断定しません。
ただし、これから契約するかどうかは、刑事裁判の結論を待たなくても判断できます。
代表者らが詐欺容疑で逮捕・再逮捕され、SNSを使った勧誘方法が具体的に報じられている状況で、あえて新しく数十万円を支払う必要はないと考えます。
SNSスクールの副業が怪しいと判断する5つの理由
SNSスクールの副業をおすすめできない理由は、逮捕報道だけではありません。
- 報道された勧誘方法と広告の訴求に重なる部分がある
- フォロワー数だけでは発信者本人と確認できない
- 最低表示5万円とサポート付きプランの料金差が大きい
- 成功事例の再現性を客観的に判断できない
- 成果保証がなく、提供開始後の解約条件も厳しい
理由1:報道された勧誘方法と広告の訴求が重なる
公式LPでは「スマホ1台で収益化」「月10万円を達成」といった言葉が使われています。
一方、逮捕報道では、インフルエンサーになりすまし、スクールによって収入が増えたと発信していた疑いが報じられています。
広告上のすべての表現が虚偽だと断定することはできません。
ただ、報道された手口と近い訴求が確認できる以上、申し込み前に立ち止まる理由として十分です。
理由2:フォロワー数だけでは本人確認にならない
これまで長く見てきた料理や育児のアカウントが、突然副業を紹介し始めることがあります。
投稿履歴が長いと、以前から同じ人が運営しているように感じてしまいます。
しかし、今回の報道では、既存アカウントを取得して運用していた疑いが示されています。
アカウントの外見と、現在の運営者を分けて確認する必要があります。
理由3:「5万円から」と実際のプランに差がある
5万円で利用できるのは、特商法ページ上では教材提供のみです。
サポート付きのビギナープランは25万円、上位プランは40万円と55万円です。
「まずは5万円程度」と考えて説明会へ参加した人にとって、数十万円の提案は想定外になる可能性があります。
入口の金額ではなく、自分へ案内される総額を確認してください。
理由4:成功事例の再現性を確認できない
1か月半で1万フォロワー、半年で月収10万円という実績は魅力的です。
しかし、同じ教材やサポートを受ければ、誰でも同じ成果を出せるわけではありません。
発信ジャンル、経験、作業時間、投稿頻度、広告費、既存フォロワーなどによって結果は変わります。
成功した一部の事例だけでなく、受講者全体の成果分布が必要です。
理由5:成果保証がなく解約条件も厳しい
特商法ページには、SNSスクールが特定の成果や収益を保証するものではないと明記されています。
さらに、役務提供開始後は、提供開始後の返品、キャンセル、契約解除を原則として受け付けない旨が記載されています。


つまり、高額な料金を支払っても、収益が出る保証はなく、合わなかった場合に簡単に解約できるとも限りません。
数十万円を前払いする契約では、「稼げるか」より先に「稼げなかった場合に何が残るか」を確認してください。
怪しいSNS副業を見分けるチェックリスト
次の項目が複数当てはまるSNS副業は、その場で申し込まず、会社情報と契約条件を確認してください。


- 突然、普段と異なる副業投稿が始まった
- 会社名や料金を説明会まで教えない
- フォロワー数を安全性の根拠にしている
- 成功者の売上画面だけを見せる
- 最低価格だけを強調している
- その場で契約するよう急かす
- 家族には別の説明をするよう指示される
- 借入れやカード分割を勧められる
- 解約・返金条件が分かりにくい
- 契約書を読む時間を与えない
1つ当てはまっただけで、必ず問題のあるサービスとは限りません。
ただ、複数当てはまる場合は、判断を急がないでください。
消費者庁も、SNSをきっかけに「簡単に稼げる」と勧誘し、高額なサポート契約へ誘導する副業について注意を呼びかけています。
参考:消費者庁「簡単な副業をうたい高額なサポートプランを契約させる事業者に関する注意喚起」
SNSスクールへ登録してしまった場合の対処法
LINE登録だけで料金を支払っていない場合は、追加契約をせず、必要に応じてブロックすれば大きな金銭被害を防げます。
現在の状況別に、対応を整理します。
LINEへ登録しただけの場合
- 説明会を予約しない
- 本人確認書類を送らない
- クレジットカード情報を入力しない
- 不要であればLINEをブロックする
- 届いた案内を念のため保存する
LINEへ登録しただけで、自動的に高額な受講料を支払う義務が生じるわけではありません。
説明会を予約した場合
参加したくなければ、キャンセルの意思をメッセージで伝えてください。
理由を詳しく説明する必要はありません。
説明会へ参加する場合でも、次の行動は避けてください。
- 画面共有をしたまま決済する
- カード限度額をその場で変更する
- 消費者金融から借り入れる
- 契約書を読まずに同意する
- 家族へ相談せず即決する
契約したが、まだ支払っていない場合
契約書、申込日時、契約方法、勧誘された経緯を確認してください。
支払いを止めるだけでなく、契約解除の意思を記録が残る方法で伝える必要があります。
自分で判断できない場合は、支払期限が来る前に消費生活センターへ相談してください。
SNSスクールに支払ってしまった場合の対処法
すでに支払った場合は、広告、LINE、契約書、支払記録を保存し、カード会社や消費生活センターへ早めに相談してください。
最初に証拠を保存する
相手へ返金を求める前に、次の資料を保存してください。
- Instagramの投稿とプロフィール
- 広告の画面
- DMのやり取り
- LINEのトーク履歴
- オープンチャットの投稿
- 説明会で使われた資料
- 契約書と利用規約
- 申込完了メール
- クレジットカードの利用明細
- 銀行振込の控え
- 担当者の名前と連絡先
- 返金や解約を求めた記録
ウェブページやLINEアカウントは、後から削除される可能性があります。
URLだけでなく、日付やアカウント名が分かる状態でスクリーンショットを残してください。
クレジットカードで支払った場合
カード会社へ連絡し、契約の経緯と現在の状況を説明してください。
カード会社の判断により、利用内容の調査や、今後の支払いについて相談できる場合があります。
必ず返金されるとは限りません。
広告、契約書、LINE履歴、利用明細を手元に用意してから連絡すると、状況を説明しやすくなります。
銀行振込で支払った場合
振込先、振込日、金額を確認し、利用した銀行へ早めに相談してください。
振込後の組戻しや返金が必ずできるわけではありませんが、時間が経つほど対応が難しくなる可能性があります。
振込先が会社名義ではなく個人名義だった場合は、その点も相談先へ伝えてください。
消費者ホットライン188へ相談する
契約や返金について自分で判断できない場合は、消費者ホットライン「188」へ相談してください。
最寄りの消費生活センターなどにつながり、契約経緯に応じた対応を確認できます。
クーリング・オフできる可能性はある?
クーリング・オフできるかは、オンラインスクールという名称だけでは決まりません。
どのような広告を見て、どのように勧誘され、どの方法で申し込んだのかによって判断が変わります。
| 取引の例 | クーリング・オフ期間 |
|---|---|
| 電話勧誘販売 | 原則8日間 |
| 業務提供誘引販売取引 | 原則20日間 |
| 通常の通信販売 | 法律上の規定なし |
仕事や収入を得られると勧誘し、そのために必要な教材やサービスを契約させる場合は、業務提供誘引販売取引に該当する可能性があります。
また、電話やオンライン通話で勧誘されて申し込んだ場合は、電話勧誘販売に該当する可能性があります。
一方、自分からウェブサイトを見て申し込んだ通常の通信販売には、法律上のクーリング・オフ制度はありません。
SNSスクールの副業はおすすめできない
SNSスクールの調査結果をまとめます。
① 料金は5万円〜55万円
② 5万円は教材提供のみで、サポート付きは25万円以上
③ フォロワー増加や収益化の保証はない
④ 株式会社Unityの代表者ら、詐欺容疑での逮捕・再逮捕が報じられている
⑤ 逮捕は有罪確定ではないものの、契約判断では無視できない
⑥ 現時点では、SNSスクールへの新しい申し込みはおすすめできない
⑦ 高額な支払いを急がず、料金・サポート内容・解約・返金条件の確認が必要
以上の点から、現時点でSNSスクールの副業へ新しく申し込むことはおすすめできません。
SNS運用そのものは、仕事や集客に活用できるスキルです。
しかし、そのスキルを学ぶために、捜査対象となっている会社へ数十万円を支払う必要はありません。
すでにLINEへ登録した方も、説明会に参加しただけで契約する義務はありません。
すでに支払った方も、現在の状況によっては相談できることが残っています。
一人で次の判断を急がず、広告、LINE、契約書、支払い方法を整理するところから始めてください。
SNSスクールの副業に関するよくある質問
- SNSスクールの副業は詐欺ですか?
-
株式会社Unityの代表者らは詐欺容疑で逮捕・再逮捕されたと報じられていますが、逮捕時点では有罪が確定したわけではありません。ただし、報道内容や料金、契約条件を踏まえると、現時点で新しく申し込むことはおすすめできません。
- SNSスクールの運営会社はどこですか?
-
SNSスクールの運営会社は株式会社Unityです。法人番号は5120003018709で、所在地は大阪府大阪市北区梅田1丁目2番2号大阪駅前第2ビル12-12と記載されています。
- 株式会社Unityの代表者は逮捕されたのですか?
-
2026年6月に株式会社Unityの代表者や従業員ら41人が詐欺容疑で逮捕され、同年7月には代表者ら13人が別の詐欺容疑で再逮捕されたと報じられています。逮捕は有罪判決の確定を意味しません。
- SNSスクールの料金はいくらですか?
-
特定商取引法に基づく表記では、教材提供のみ5万円、ビギナープラン25万円、スタンダードプラン40万円、エキスパートプラン55万円です。
- SNSスクールのLINE登録は無料ですか?
-
LINE登録自体に料金がかかるとの記載は確認できません。ただし、公式LPの特典受け取り手順には説明会への参加が含まれており、その後に有料プランを案内される可能性があります。
- SNSスクールに参加すればInstagramで稼げますか?
-
稼げる保証はありません。公式の特定商取引法に基づく表記にも、特定の成果や収益を保証するサービスではないと記載されています。
- 合計300万フォロワーという実績は本当ですか?
-
公式LPには合計300万フォロワーと記載されています。ただし、今回確認したLP内では、集計対象となった全アカウントや集計方法までは掲載されていませんでした。
- SNSスクールは解約・返金できますか?
-
契約方法や勧誘の経緯によって異なります。電話勧誘販売や業務提供誘引販売取引に該当する場合は、クーリング・オフできる可能性があります。契約書とやり取りを保存し、消費者ホットライン188へ相談してください。
- クレジットカードで支払った場合はどうすればいいですか?
-
カード会社へ早めに連絡し、契約の経緯を説明してください。広告、LINE履歴、契約書、利用明細を用意しておくと、支払いに関する相談を進めやすくなります。
- SNSスクールから連絡が来たら返信するべきですか?
-
追加契約や追加決済を求められても、すぐに応じないでください。必要な連絡は記録が残る方法で行い、電話だけでなくメールやLINEの画面も保存してください。
調査に使用した主な情報
- SNSスクール公式LP(2026年7月24日確認)
- SNSスクール「特定商取引法に基づく表記」(2026年7月24日確認)
- Gビズインフォ「株式会社Unity」
- 毎日新聞「フォロワー多いアカ購入→インフルエンサー装って6.5億円詐取か」
- 埼玉新聞「SNS詐欺疑い、13人再逮捕」
- 消費者庁「簡単な副業をうたい高額なサポートプランを契約させる事業者に関する注意喚起」
- 消費者庁「特定商取引法ガイド」
- 国民生活センター「全国の消費生活センター等」
※本記事は2026年7月24日時点で確認できた公式情報および報道をもとに作成しています。逮捕・再逮捕は捜査段階であり、有罪判決が確定したことを意味するものではありません。契約解除や返金の可否は、個別の契約内容や勧誘経緯によって異なります。










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