貸していた会議室を、閉じた日のこと

はじまりは、貸会議室でした

このサイトの始まりは、副業とは関係のないところにありました。

私はかつて、貸会議室を運営していました。

「会議するなら」という名前のサービスです。

会議、研修、説明会、セミナー。

場所を必要とする方に、空間を貸す仕事でした。

人が集まり、何かを話し合う。

佐天

その手伝いをすることに、やりがいを感じていました。

ある説明会のこと

貸会議室には、いろいろな利用がありました。

その中に、投資や副業の説明会もありました。

ある日の会場は、150人を超える人で埋まっていました。

熱気がありました。

「今が始めどきだ」「やらないと損だ」

会場全体が、その空気に包まれていました。

正直に書きます。

聞いていた私自身が、「素晴らしい」と思ってしまいました。

参加しようか、迷ったほどです。

佐天

それくらい、よくできた話でした。

後になって、知りました

しばらくして、SNSでその名前を見かけました。

詐欺でした。

訴訟にもなっていました。

あの日、会場を埋めていた人たち。

期待した顔で帰っていった、あの人たち。

その多くが、騙されていたのです。

私は、場所を貸しただけでした。

中身に関わったわけではありません。

それでも、罪悪感は消えませんでした。

自分の会議室が、その舞台になってしまった。

佐天

そして私自身も、危うく信じかけていたんです。

場所を貸すことを、やめました

その出来事のあと、私は考え続けました。

人を集めて、煽って、信じ込ませる。

そういう場所に、自分の会議室が使われていた。

同じことを、もう繰り返したくない。

2024年9月、貸会議室「会議するなら」を終了しました。

長く使ってくださった方には、申し訳ない気持ちもありました。

佐天

それでも、けじめが必要だと思いました。

確認する場所へ

場所を貸すのをやめて、私が次に考えたのは、

「正反対の会議室」でした。

煽るための会議室ではなく、立ち止まるための会議室。

信じ込ませる場所ではなく、確かめる場所。

申し込む前に、支払う前に、一人で決めてしまう前に、

「これって大丈夫ですか」と聞ける場所。

それを、もう一度「会議室」と呼ぶことにしました。

佐天

こうして生まれたのが、「副業会議室」です。

今、していること

今は、副業や投資の案件を調べ、

不安を抱えた方の相談を受けています。

派手なことは、何もしていません。

届いた相談をひとつずつ読み、

案件をひとつずつ確認する。

その繰り返しです。

あの日の会場で、誰かが「一度、立ち止まりませんか」

声をかけていたら。

そう思うことが、今もあります。

だから私は、その声をかける側でいようと思っています。

佐天

それが、副業会議室の歩みです。

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